少しずつ前へ進む
2012.03.11
東日本大震災から1年が経ちました。
改めて、震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
被災された皆さま、ご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
３月１０日（土）?１４日（水）まで
５日間はホワイトデーイベントを実施しています。
先着１０名様の女性のお客様に
パティシエ特製生キャラメル２個セットをプレゼント致します。
さらに期間中にご来店頂けた既存の女性会員様に
会員ポイント１つプレゼント致します。
第７回カフェニャンズ写真大会の写真応募受付中です。
期限は４月１日までです。
まだ応募数が少ないです…（汗）
よろしくお願い致します。
では本題です。
ファビが熟睡しています。
シロン「ファビさん、少し苦しくなってきたわ。」
ファビ「あら、そうなの。シロンちゃん、ごめんなさい。」
シロン「いいわよ。でも鼻にファビさんの毛が．．．」
昨年までこんな楽しいふれあいルームを出ようとしなかった
シロンちゃんですが、今年は変化が．．．
シロン「部屋の外が気になるわ。今までここを出なかったファビさんも
最近自ら出るようになったし．．．」
営業終了後、
シロン「ここが待合コーナーね。」
興味本位で怖々部屋から出て行き
すぐに戻っていたシロンちゃんですが
少しずつ外出時間が長くなってきました。
シロン「ここにある黒小石は何に使うの？」
クク「私の遊び道具に何するのよ！」
シロン「わぁ！ えい！ ああ、ククちゃん？ びっくりしたわ！」
シロン「ここが休憩室ね！ 入れるの？！」
みんなと一緒なら怖さも半減するようです。
シロン「ここも少しずつ慣れてきたわ。」
その後も時々、少しずつ出るようになったシロンちゃん。
シロン「ここに上がったのは２回目だわ。」
シロン「この部屋にはずっと前に入ったことあるけど．．．」
シロン「私はなんだか落ち着かないわ。」
シロン「ここはもういいわ。」
ふれあいルームに戻ると思いきや、
靴箱へジャンプ！
シロン「ここがうわさの靴箱スポットね。」
シロン「外の世界も悪くないわね。」
少しずつ前へ遠く
世界を広げて行くシロンちゃんでした。
震災については
ニャンズに関係ないので
興味のある方のみ
続きでどうぞ。
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私は1995年の阪神大震災で
当時の住まいであった東灘区の自宅が被災しました。
２Ｆで寝ていた私と兄は無傷で生かされましたが
１Ｆで寝ていた両親と祖母を亡くしました。
３?４日間は、両親と祖母が寝ている場所がわかりながらも
なにもすることができませんでした。
クレーンを調達し、近所の皆さんに応援頂き
崩壊した２階部分を引き上げ、剥がすまで
その身体を胸に抱く事ができませんでした。
ただ、身内や自宅をなくしても、
私には仕事と新しい家族を持つ未来がありました。
そして現在は
その10年後の夏の日に
稲妻のように閃き、描いた「ネコカフェ」を、
1年後の2006年夏に開業することができました。
東日本の大震災はさらに津波や原発事故が加わり
未来が見えない方々が、
もっと、もっと、もっと．．．。
今日、私ができることは
皆様の心を癒すためのニャンズの空間を運営するだけです。
日本経済を動かす数ミクロンの歯車として動きを止めず
日々営むことが復興の力になると信じるだけです。
ほんのわずかな力や思いが集まり、廻り回って
被災された全ての皆様が
少しずつ前へ進まれ
仕事や明るい未来を持つことができればと願うばかりです。
最後に、
復興に直接尽力されている皆様に敬服し
安全にご活躍されることを心よりお祈り申し上げます。
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